乳幼児の育て方基本編

おむつを卒業できません

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3歳のお子さんを持つお母さんの相談
よくおしゃべりをしますし、なんでもよくわかっているのに、おしっこを教えません。どうしたらいいのでしょうか?

そうですね、お母さんにとっては心配なことですね。まだトイレでおしっこをしたこともなくて、おむつがいっぱいになるまでそのままになっているようですので、順を追ってお話します。必ずできるようになりますので、焦らず、お子さんのペースで進めていきましょう。日中のおむつはずしから進めます。夜尿とうんこは次回にします。

1、まず、おしっこがどのくらいの間隔で出ているのかを確認しましょう。
  おむつを取り替えて、2時間前後で確認をしましょう。おしっこが出ていたら取り替えますが、お母さんがいやな思いでおむつを替えるとその気持ちがお子さんに伝わります。おしっこが出ることはよいことなので、飲食をするとおしっこが出るということを、お子さんが興味を持つように話しかけながら、新しいおむつに替えましょう。
2、ある程度おしっこを貯められることが確認できたら、おしっこをトイレですることを教えます。トイレを教えることが目的なので、一日1,2回でいいのです。3歳くらいまでなら、抱きかかえて、安心させながら「シッシー」と言いながら、おしっこスタイルをします。抱きかかえるおしっこスタイルとは、しゃがんだ形を保つように、お母さんがお子さんのひざ上のももを持って,
足を広げてのだっこです。おしっこがたまっていれば出ることが多いのですが、出なくてもいいのです。トイレを教えることが目的ですから。出たらほめます。もしなかなか出なかったら、リラックスさせながら、水を流してもいいですね。つられて出ることもあります。
3、トイレで数回成功したら、回数を増やします。行動の切れ目に、一日7,8回。出やすいときに「しっし、してみようね」などと誘います。朝や昼寝から目覚めたとき、外出先から帰宅したとき、お風呂の前などです。安心しておしっこができるように、お母さんも安心しておしっこのでるのを楽しみにして、『シッシー』と3回くらい言います。このとき粘らないでくださいね。出たらうれしいけど、出なかったらまた次を楽しみにすればいいのです。そのくらい気軽に、気長にしたほうが、プレッシャーをかけないので早く自立できたりします。もし失敗しても大丈夫。「あらあら、おしっこが出たね」と対処しますが、お子さんはオシッコの出る感覚を認識しますので、出る前に出そうな感じを意識するようになります。トイレでおしっこをする回数が増えたら、トレーニングパンツにするといいですね。お子さんが遊びに夢中になっているときや「出ない」というときなどは、トイレに誘いません。お外遊びをして帰宅したときやお昼寝の前後やお風呂前などの、動きの切れ目に誘いましょう。
4、ここまできたら、外出の前後などにはトイレに誘いながら、お子さんの「おしっこ」と言うのを待ちます。失敗が減ったらふつうのパンツにしましょう。「おしっこ」と言ってからトイレまで、「がまん、がまん、がまんが大事」と我慢することも教えましょう。そういう中で、どのくらい我慢できるのかも学んでいきます。

私たちは、動物はみな、毎日、一生、食べて飲んでおしっこをして大きくなっていきます。この大事な発達の一歩を、楽しんで教えていきましょうね。必ずできるようになりますから。

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