手のかかる子ども編

幼稚園でしゃべらなくなってしまった5才の女の子

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お母さんからの訴え

もともとおとなしい子だったんです。
最近、幼稚園に行こうと園服を着せ、カバンを肩にかけようとすると、泣きそうになったり、我慢しているような表情になったり、うっすら目に涙を浮かべるような感じになったりする日がありました。
心配になって、幼稚園に行って、先生に話を聴いてきました。
そうしたら、最近幼稚園でしゃべらなくなっていることがわかりました。

先生も気にかけて下さっていました。先生のおっしゃったことは、「数日前、給食を食べ始めなかったので、どうしたのか行ってみると、たまたまおはしがなかったのです。
いつもお当番さんが、用意はいいですか?というのです。
大体その時にないものがあれば、はしがない、スプーンがないと子どもが言うのですが、言えなくて食べられない状態だったのです。
それから気をつけているのですが、表情の硬いときが多く、しゃべっている声を最近聴いていないのです。
だから、私もお母さんに連絡をとろうかな、と考えていたところでした。」ということでした。わたしはびっくりしました。

それで先日、お風呂の中で、ゆったりしたところで聞いてみたら、園庭で遊ぼうと靴を履こうとしたときに、靴を蹴飛ばされてくつを履けなかったそうです。
そんなことがあってから、給食で、はしのないことがあり、それを言えなかったようです。

 

母親は、お子さんが辛いことに出会わないようにしたいと思うのは、当然の思いです。
守りたいと思う親心があるから、子どもは安心して活動ができるのです。
しかし、5才で年長組だということを考えると、少しの大変な事も自分で乗り越えるたくましさと自信を育てていきたいものです。
そのための情緒の育ちを考えていきましょう

 

安心感を育てる。

ゆったり安心できるお風呂で話ができてよかったですね。靴を蹴飛ばされていやだったね。悲しかったね。と共感しましょう。
その時どうして欲しかったのか?どうすればいいのか、何ができるのかを、一緒に考えましょう。
もし、先生を呼びたいなら、「せんせーい」と一緒に呼ぶ練習をしたり、やめて、と言いたいなら「やめて」と声を出して練習したりしましょう。
安心できる家庭で自分の気持ちを出して、ご両親がしっかり受け止めるならば、自信にもつながります。

もうひとつお勧めなことは、家庭で笑う遊びをすることです。笑いも自分の気持ちの表出ですし、気分が明るくなって前向きになれます。
嫌な気分を吹き飛ばす効果もあります。沢山笑って下さい。

 

自信を育てる。

今、お子さんは、何が好きで、何に興味をお持ちでしょうか?夢中になって遊んでいる遊びはありますか?

お子さんの今現在の状態を、そのまま受け止めましょう。人には個性があり、得意、不得意もあります。
おとなしくて、自己主張が弱いというのも良さでもあります。謙虚で奥ゆかしい、優しい素敵な女性に成長する可能性を秘めています。
自信があって凛としていれば、言うときにはきちんと主張できるでしょう。

お子さんが「みてみて」と言って来たり、一生懸命頑張って達成感をもったときは、おおいに誉めて、一緒に喜びましょう。おおきな自信になります。

 

まとめ

子どももいろいろな経験をしながら成長します。今現在の状態を肯定的に受け止め(自己肯定感情を育てる)、安心感(安全基地)を育てていきましょう。
笑う遊びも効果的です。

 

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